「遊化三昧」とは、楽しい事、苦しい事、嬉しい事、悲しい事、迷う、悩む、出来上がる、壊れる、成功した、失敗した・・・・ 世の中に起こる全ての出来事を遊んでしまいましょう という意味です。 ここでは、1年に4回の割合で、みなさんと 写佛を通して、「遊化三昧」 してみようと思います。


第23回 勢至菩薩


10月の23日、24日、25日と
日光二荒山神社を初めとし、女峰山、小真名子山、大真名子山、男体山と
日光登拝修行に参加させていただきました
初日の夜、山小屋に着き、ふと気がつくと雪が降り始め、
その雪は翌日まで 降り続いていました
防寒の準備はしていたものの、まさか雪が降るとは思ってもみなかったので
想像以上に寒く、大変厳しい修行となりました

翌日も歩いても歩いても景色は雪の中

三日目最終日に男体山の山頂へ、全員が無事に到着出来た事に感動そのものでした〜

山頂でのご法楽を終え、振り返ると、冬景色だった山頂は太陽に照らされ
紅葉で色づく、素晴らしい中禅寺湖の姿に、感動も感動、目頭が熱くなったのを
思い出します

そこで
「生きててよかったな〜」って話を先達さんとしていたんだけど
この生きててよかったってのは、雪が降って厳しかったからではなく
こうして自分たちの足で目標へと一歩一歩進み、
そこから得た感動や結果に対し

「親から頂いた命を一生懸命に生かしている」

「私たちは、沢山の方々の力を頂いて生かされている」

そして、そんな経験を子供達にもしてもらいたい
そんな経験が出来るように、親として準備をしてあげたいと
思う、いい修行が出来ました

勢至菩薩を今回の手本にしましたのは

「知恵の光をもってあまねく一切を照らし、人々を救済する」

という意味を表す仏様から、大きな知恵を授かった、
山頂で頂いたあの優しい光、温かな光を頂いたその事を
伝えたくてお手本にさせていただきました

みなさまも、日々を過ごす中
ふと温かい光、自分自身に勇気をくれる光を感じた時には
そばで、勢至菩薩様が居てくれると感じてくださいな

そうそう、修行中に降った雪は、なんと日光初冠雪の日の雪でした〜

合掌