◆新春特別大護摩供のご挨拶(2018年1月1日)

密蔵院住職 山口正純


 新年、あけましておめでとうございます。
 昨日一昨日と大変、心配いたしましたが、天気予報で、大晦日は初雪が降るといった天候不順な天気となるということでした。 しかしながら、昨日は、お陰様で、月も太陽も出ておりまして、そして今朝早く起きてみますと陽光燦々といった天候に恵まれました。 平成30年の新春 皆様方には希望溢れる新しい年をお迎えになられたことではなかろうかなと そのようにお祝いを申し上げるところでございます。
 四文字熟語で「「新年新心」」ということばがございます。 新年において新しい心をもって一年を頑張っていこうという そうした決意を心の中に秘めて 昨年のしがらみを捨てて心も体も清めて そしてこの元旦の陽光を浴びて今年こそまた 昨年以上に頑張ろう とそんな決意をもって、ただ今皆様方のお気持ちをご本尊様 大日大聖不動明王さまご祈念をさせていただきたところでございます。
 「一年の計は元旦にあり」、あるいは「一日の計は朝にあり」と昔はよく言いました、そんな気持ちを持ってどうかご精進を積み重ねていっていただきたいなぁと思うところでございます。 しかしながら この一年 世界も日本も我々一人一人も決して平穏な365日であると 断定することが出来ないのが世の中であり、人生であるわけでございまして、いろいろな坂に苦労するのかなぁ 登り坂もあれば下り坂もあり そして時には まさか という坂もあるわけでございますけれども、それにひるむことなく今日新春を迎えられて、そして初詣としてお参りをいただいて、ご本尊さまに今年はこうあっていただきたい、こうしたいという願いをどんな登り坂であろうが、下り坂であろうが、まさかであろうが どうか皆様方の努力を持って克服をしていただく決意をもって希望溢れる新年であっていただきたいなぁ とそのように思うところでございます。
 暮のうちにTVのスイッチを入れましたら、今の内閣総理大臣・安部首相がどこかの忘年会に出られたニュースが流れておりました。 その時の御挨拶の言葉の中に「申酉(さるとり)騒ぐ、戌(いぬ)は笑う」というのが言葉が引用されておりました。 昨年が酉年、そして一昨年が酉年、そして今年が戌年ということでございまして、申年の方、あるいは酉年の方には大変恐縮でございますが、申酉(さるとり)は騒いだりにぎやか年になるそうだということですが、戌は笑う年になるんだということなのだそうです。 どうかこの365日、一年が皆様方の心に、そして お顔に笑みを絶やすことのないような そんな多幸の一年であらんことを心から心からご祈念申し上げ、そして本日は大変お寒い中、早朝よりご参詣頂きましたことに重ねて篤く御礼申し上げ、年頭に当たりご挨拶とかえさせていただきます。 本日は誠にありがとうございました。

合掌 


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